次なる転職活動

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次なる転職活動

子育てと両立できる職場を求めて、再スタート

子育てと両立できる職場を求めて、再スタート

そんな中、突然の知らせではありましたが、私の所属する研究所が閉鎖されることになりました。閉鎖までには1年という猶予があり、この期間をどう過ごすかをじっくり考える時間ができました。これをきっかけに、自分のこれからのキャリアや新しい挑戦について前向きに考える良い機会だと受け止めました。その頃になると子どもたちはすでに2人とも小学生になっていました。
次の仕事を探すうえで、私にはどうしても譲れない条件がありました。
それは、「自宅や子どもたちの学校から近い職場であること」です。
万が一、子どもが学校でケガをしたり、急に体調を崩したりしたとき、すぐに駆けつけられる距離に職場があることは、私にとって大きな安心材料でした。
しかし、いざ転職活動を始めてみると、現実は厳しく…。
マイナビやリクナビ、indeedなどに登録してはみたものの、勤務地や希望条件を入力して検索しても、「家から通える範囲」というフィルターをかけると、該当する求人はほとんどゼロ。
理想に近い職場がなかなか見つからず、気づけば半年近くが経過していました。

視点を変えてみたら見えてきた、新しい選択肢

「歩いて探す」ことで、出会える情報もある

行き詰まりを感じていたある日、ふと思い立って、自宅周辺を実際に歩いてみることにしました。
すると、意外にも中小企業や研究施設が点在していることに気づきました。
「ここ、求人出してないかな?」
そう思いながら、気になる施設の名前を控え、今度は求人サイトの検索窓に会社名を直接入力して調べてみました。すると――ヒット。
なんと、自宅から通える範囲にある国の研究機関が、非常勤職員を募集していたのです。
これまで私は、求人サイトの検索機能を「職種」「勤務地」などの基本項目だけで使っていましたが、企業名を直接入力することで、隠れた求人に出会えることをこのとき初めて実感しました。

自分で探す力がついた頃、ようやく希望条件に出会えた

こうして“検索のコツ”を掴み始めた頃、ついに希望に合う求人情報を見つけました。
それは、近隣にある国立研究機関での非常勤事務職員の募集。
週5日勤務
1日7時間
時給制ではあるものの、社会保険加入
自宅から通いやすい
まさに、子育てとの両立を前提とした私にとって理想的な働き方でした。
迷うことなくすぐに応募し、数日後には求人サイト経由で面接の案内が届きました。

面接を経て、次の職場へ

2回の面接で見られていたのは「経験」と「人柄」

面接は2回に分けて行われました。
1回目の面接では、これまでの職務経験や志望動機について質問されました。
面接官の方々はとても話しやすい雰囲気を作ってくださり、自然な流れで家族構成の話にもなりました。
(おそらく、育児中の勤務体制なども含めて把握しておきたかったのだと思います)
ただ正直に言えば、未就学児のいる方など、急なお休みが多くなる可能性のある状況の方は慎重に見られている印象もありました。

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