仕事は順調、しかし、5年の任期付、週5勤務でも手取りは変わらない…非常勤職員として気づいた“働き方のギャップ”と決意

転職

責任は増えたのに、収入は変わらない現実

長時間勤務と給与のギャップ

非常勤職員として働いていた当時、私は週4日・1日6時間の勤務から、週5日・1日7時間の勤務へと働き方を変えました。
扶養の範囲からも外れ、本格的に“働く主婦”としての道を歩み始めましたが、驚いたのは**「働く時間が増えたのに、社会保険料の支払いや税金の支払いが増えたため手取りがほとんど変わらない」という現実でした。
勤務時間が増えた分、責任も増えていきます。しかし給与は時給制のまま。
働けば働くほど、“責任と収入のバランス”に違和感を抱くようになったのです。

安定を求めて、正社員登用への決意

「このままでは続けられないかもしれない」
そう感じた私は、次第に「もっと安定した働き方をしたい」と考えるようになりました。
福利厚生、ボーナス、退職金といった将来への備えを持ちたい。
そして、これまで積み重ねてきた経験やスキルを、正当に評価される環境で活かしたい。
そんな思いが、私の中に芽生えていきました。

再就職活動に前向きになれた理由

経験とスキルが背中を押してくれた

安定を求めて、私は正社員採用への挑戦を決意しました。
就職活動では、自分の経験やスキルを整理し、履歴書や面接でしっかりアピールすることを心がけました。
非常勤で積み重ねてきた実務経験は、確かな自信となり、再就職への原動力になりました。

事務スキルだけでなく、主婦としての視点が、強みになると気づいた

子育てと仕事を両立してきた経験は、単なる苦労話ではありません。
スケジュール管理、優先順位の判断、周囲との調整力など、働く上で大切なスキルが自然と身についていました。
「私にもできるかもしれない」
そんな前向きな気持ちで、一歩を踏み出すことができたのです。

これから再就職を目指す方へ伝えたいこと

一歩踏み出せば、道はひらける
私のこの経験が、公務員や大学事務を目指す方、そして子育て中で再就職を考えている方の励みになれば嬉しいです。

どんな働き方にも、それぞれの難しさや課題があります。
ですが、少しずつでも歩みを止めず進んでいけば、思いがけない成長や新しい可能性に出会えるのだと、私は身をもって実感しました。

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